北野の街で、少し新しい撮影をしました。【第16話】

北野の街で、少し新しい撮影をしました。【第16話】

4月の下旬、神戸・北野の街で、
CORDON LEATHERCORDON PIENUS の撮影をしました。

この北野は、バトーエモンターニュにとって
とても大切な場所のひとつです。

異人館が並び、坂道があり、
どこを切り取っても、
少し特別な空気が流れている街。

そんな場所で、今回は少し新しい雰囲気の撮影になりました。

これまでバトーエモンターニュでは、
日本人モデルさんにお願いすることがほとんどでした。
それはそれで、
日本のお客様にとってイメージしやすく、
とても大事な見せ方だったと思います。

でも今回は、
海外のモデルさんにお願いすることにしました。

結果として、
とても楽しく、
そして自分たちにとっても
新しい発見の多い撮影になりました。


ブランドの見え方を、少し広げてみたかった

今回、新しいモデルさんをお願いした理由は、
単純に見た目の新しさだけではありません。

バトーエモンターニュという名前は、
フランス語からつけたブランド名です。
もちろん、ものづくりは日本で、
日本の職人さんと一緒に進めています。

でも最近は、海外の方にも少しずつ
商品を選んでいただける機会が増えてきました。

そう考えたときに、
「日本のブランドだから、日本人モデルでなければいけない」
と決めなくてもいいのかもしれない、
と思うようになりました。

むしろ、
モデルさんの国籍や雰囲気を少し変えることで、
ブランドの見え方が広がることもあるのではないか。

そんな気持ちが、
今回の撮影のきっかけでした。


年齢やテイストを、絞りすぎないために

もうひとつ大きかったのは、
ブランドの受け取られ方についてです。

日本人モデルさんが持ってくださると、
その方のファッションや雰囲気が、
とてもリアルにお客様に届きます。

それは良さでもあるのですが、
一方で、
「私もこういう格好をしないと似合わないのかな」
と感じさせてしまうこともあります。

バトーエモンターニュは、
もっと自由に持っていただけるブランドでありたいと
ずっと思っています。

30代でも、40代でも、50代以上でも。
きれいめでも、少しカジュアルでも。
頑張りすぎなくても、
自然に取り入れていただけるブランドでありたい。

その意味では、
今回海外のモデルさんにお願いしたことで、
年齢やファッションのテイストが
逆に限定されにくくなったように感じました。

「この人みたいにしなきゃ」ではなく、
「自分らしく合わせていいんだ」
と思っていただける撮影になった気がしています。


シンプルな服でも、バッグと靴で雰囲気が整う

今回モデルさんにお願いしたのは、
デニムとTシャツといった
すごくシンプルで、
カジュアルな服装でした。

ドレッシーなスタイルや
気合いの入ったコーディネートではなく、
日常に近い雰囲気で来ていただきました。

すると、あらためて感じたことがあります。

それは、
バッグと靴が整うだけで、全体の印象がぐっと変わる
ということでした。

洋服そのものを頑張りすぎなくても、
バッグと靴に統一感があるだけで、
雰囲気が自然と整う。

これは、
Ensemble de Cordonの大きな魅力だと
あらためて思いました。

しかも今回の撮影では、モデルさんが
とても自然に持って、履いてくださったことで、
「どんな方にもなじみやすい」という感覚が
より強くなりました。

特別な誰かだけのものではなく、
それぞれの方の日常に
静かに寄り添っていけるのかもしれない。

そんな手応えがありました。


北野の街を歩いて見えた、CORDON PIENUSの魅力

今回の撮影では、
ただ立ち姿を撮るだけではなく、
北野の街を実際に歩いていただきました。

北野は、平坦な道ばかりではありません。
坂道もあれば、
石畳のように少し気を使う道もあります。

だからこそ、
靴の履き心地がよくわかります。

そこで今回、
とても嬉しかったことがありました。

モデルさん自身が、
「とても歩きやすかった」
と言ってくださったことです。


素足で履いても、足当たりがやわらかいこと

モデルさんは、
今回フラットシューズを裸足で履いてくださいました。

これが実は、
CORDON PIENUSの魅力を
とてもよく伝えてくれる体験だったように思います。

一般的に、革靴というと
少し硬さがあったり、
最初は馴染むまで時間がかかったりする印象があります。

でも、CORDON PIENUSは、
足をきっちり型にはめるというより、
履く人の足に少しずつ馴染んでいくような感覚を
大切にしています。

ブランド名の “PIENUS” も、
“素足” のような感覚をイメージしてつけた名前です。

その意味の通り、
素足で履いたときの足当たりがやわらかく、
レザーの感触が気持ちよくて、
とても新鮮だったと喜んでくださいました。


OrthoLiteインソールの心地よさ

さらに印象的だったのは、
インソールについての反応でした。

CORDON PIENUSには、
OrthoLiteインソール を採用しています。

撮影の中でしっかり歩いていただいたことで、
そのクッション性の良さや、
足裏の心地よさも感じていただけたようです。

見た目だけではなく、
歩いて初めてわかる良さがある。

これは、
自分たちが靴づくりの中で
ずっと大事にしてきたことでもあります。

だからこそ、
今回モデルさんが
実際に街を歩いたうえで
履きやすさを実感してくださったことは、
とても嬉しい出来事でした。

靴選びに迷われている方にも、
この部分はもっと自信を持って
お伝えしていきたいと思っています。


サイズに迷われる方へ。北野でご試着いただけます。

靴となると、
やはり気になるのはサイズ感だと思います。

バッグ以上に、
「実際に履いてみないと不安」
と感じる方は多いはずです。

そのためバトーエモンターニュでは、
神戸・北野にある
アトリエ兼ショールームで、
実際にシューズをご試着いただけるようにしています。

ただ、私は日によって
神戸の工房へ行っていることも多いため、
いつでもその場で対応できるわけではありません。

そのぶん、
事前にご予約をいただいて、
日時を決めてお越しいただければ、
しっかり接客できる体制を整えています。

サイズのこと。
履き心地のこと。
合わせ方のこと。
気になることをゆっくり伺いながら、
ご満足いただける形でご案内できればと思っています。

関西圏の方はもちろん、
神戸旅行のタイミングで
お立ち寄りいただけるような方にも、
ご利用いただけたら嬉しいです。

シューズだけでなく、
バッグも実際に手に取ってご覧いただけます。

写真だけでは伝わりにくいことを、
少しずつでも、
実際に感じていただける場にしていきたいと思っています。


写真だけでは伝えきれないものを、少しずつ

今回の撮影を通して、
あらためて感じたことがあります。

それは、
バトーエモンターニュのバッグや靴は、
写真の中でも雰囲気を伝えられるけれど、
本当の良さは、
実際に持ったり、履いたりしたときに
もっと伝わるのだということです。

バッグと靴が整うことで、
全体の雰囲気が自然とまとまること。
シンプルな装いでも、
ぐっと印象が上がること。
そして、靴が思っていた以上に歩きやすいこと。

そういうことは、体感してみて初めて
「なるほど」と思っていただける部分かもしれません。

今回、北野の街でモデルさんと
一緒に楽しく撮影できたことは、
ブランドにとっても
ひとつ新しい景色を見る時間になりました。

これからも、
写真や言葉で伝えながら、
実際に体感していただける場も
少しずつ整えていけたらと思っています。

もし靴のサイズで迷われている方や、
一度履いてみたいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、
北野でお待ちしています。

 

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